ロックマンエグゼ:光 彩斗         

 

・人間の遺伝子とほぼ同じプログラムを持つネットナビ

・計り知れない潜在能力

・正義感が強く、真面目な性格                 

 

 ロックマンエグゼシリーズの主人公。光熱斗のナビ。熱斗の双子の兄、光彩斗の遺伝子データを元にプログラムされていて、99.9%が熱斗と同じ遺伝子だ。熱斗とのコンビネーションは最高で、何度も世界を救っている。正義感の強い性格で真面目、多少口うるさいところもある。能力は平均的だが、熱斗とのシンクロや他のナビとの協力でものすごい力を発揮する。潜在能力は計り知れない。

なぜ光彩斗とほぼ同じ遺伝子データを持つのか

 そもそも熱斗には双子の兄の光彩斗がいた。しかし、彩斗は幼少のころにH・B・Dという心臓の難病で命を落とした。その後、二人の父、光祐一郎の手により、ロックマンとして誕生した。(なぜ祐一郎が彩斗の遺伝子を使ったのかは光祐一郎のページで。)

データ

 装備

 ロックバスター:ロックマンの通常装備。威力は弱いが、連射が効きチャージすることでチャージショットを撃つことができる。また「ロックマンエグゼ」「ロックマンエグゼ2」では「バスターUP」というアイテムで「アタック(攻撃力)「ラピッド(連射力)」「チャージ(チャージのスピード)」をあげることができる。それ以降の作品では「ナビカスタマイザー」というシステムで性能を上げることができる。

 アーマー:「ロックマンエグゼ」「ロックマンエグゼ トランスミッション」にのみにある装備で、装備するとダメージを半分しか受けなくなる。しかし、それぞれに弱点属性がありその属性の攻撃はダメージを半減できない。(ファイアアーマーの弱点はアクア、アクアアーマーの弱点はエレキ、エレキアーマーの弱点はウッド、ウッドアーマーの弱点はファイアとなっている。

 能力

 スタイルチェンジ:「ロックマンエグゼ2」「ロックマンエグゼ3」で登場する能力。ナビがオペレーターの癖などに合わせデータ形式を変化させる現象だ。つまりロックマンがプレイヤーのゲーム傾向に合わし、強く進化する、というわけだ。ガッツ、カスタム、ブラザー、シールドの4つのスタイルがあり、「エグゼ3」でグランド、シャドーが追加された。それぞれ4つずつ属性違いがいる。(ヒートガッツ、アクアガッツなど)

 ソウルユニゾン:「ロックマンエグゼ4」「ロックマンエグゼ5」での能力で、ロックマンが他のナビのソウルに共鳴し、一時的にそのナビの力を得ることができる、というものだ。時間制限があるが、とても強力。そのナビにあったチップを生贄にし、ユニゾンチップに変換して変身することができる。(ファイアマンならファイア計のチップ)

 カオスユニゾン:「ロックマンエグゼ5」のみの能力でソウルユニゾンの応用。ダークチップという、とても強力だがHPが減っていくという、チップを生贄にしダークソウル(闇のソウル」とナビのソウル、同時に変身するというものだ。さらに強力だが、扱い方を間違うと変身が解けダークソウルが襲い掛かってくる。制限時間は短い。

 ビーストアウト:「ロックマンエグゼ6」の能力。「電脳獣」という伝説の怪物をロックマンが取り込み、その力を解放することで変身するシステム。獣化すると攻撃力が上がり、チップを使うと野生の力で勝手に攻撃してくれる。が、電脳獣の制御に精神力を使うので短時間しか変身できない。

 ビーストオーバー:ビーストアウトをして、ロックマンの精神力が残っていないときに獣化するとロックマンの体が、電脳獣に乗っ取られ暴走してしまう。これがビーストオーバー(超獣化)だ。1ターンのあいだ熱斗の操作を受け付けず暴れまわる。

 クロスチェンジシステム:「6」の能力。ナビとリンクナビ(友達のようなもの)になり、戦い方を学ぶ(授業を受けたり、仕事を手伝ったりする)ことで、ナビのクロスを手に入れることができる。時間制限のない強力なシステムだが、弱点の攻撃を受けると外れてしまう。

 ビーストクロス:これもエグゼ6の能力だ、獣化と同時にクロスを装備することでものすごい力を発揮する。

 フルシンクロ:シリーズを通して起こる現象で、ロックマン(ナビ)と熱斗(オペレーター)のシンクロ(同調)率が上がることでおきる。サイト・バッチというロックマンと熱斗との0,1%の遺伝子の違いを埋めるプログラムでおきることや、二人の感情が一致したときなどで起きる場合もある。フルシンクロは、ナビとオペレーターを同調させるので、無駄のないオペレーティングが可能になり、戦闘力は上がる。が、ナビのダメージがオペレーターに伝わる危険な面もある。ちなみに「2」では彩斗の遺伝子データを使い、フルシンクロを超えるパーフェクトシンクロで、「サイトスタイル」という反則な隠しスタイルもあった。

 クロスフュージョン:テレビ東京系で放送されていたアニメ「ロックマンエグゼアクセス」から登場したアニメ限定能力。クロスフュージョンチップというチップで、ディメンショナルエリアという限られて空間の中でのみ、ロックマンと熱斗が合体し、現実世界で戦うことができる。

登場作品

 

「ロックマンエグゼ」 2001年3月21日                                        

「ロックマンエグゼ2」

「ロックマンエグゼ3」

「ロックマンエグゼ4 レッドサン・ブルームーン」

「ロックマンエグゼ4、5 リアルオペレーション」

「ロックマンエグゼ5 チームオブブルース・チームオブカーネル」

「ロックマンエグゼ5DS ツインリーダーズ」

「ロックマンエグゼ6 電脳獣グレイガ・電脳獣ファルザー」

「ロックマンエグゼバトルチップGP」

「ロックマンエグゼ トランスミッション」

「鬼武者無頼伝」←隠しキャラとして登場。かなり強い。

などに登場している。なお現在(2007年2月現在)も稼動中のアーケードゲームもある。ついでにカードゲームや、ロッキンアクションというプラモ、PETのおもちゃなども販売されていた。